一面の焼け野原に植物がめぶいた。
広島に原爆が投下されてから10日もたたないうちに、戦争が終わりました。原爆によってかいめつした広島でも、電気や交通
機関などが復旧するにつれて、人々は焼け残った材料で住宅を再建したりして、生活を建て直しはじめました。被爆の後、「広島には75年間は草木も生えないだろう」といわれましたが、焼けこげたガレキの間から赤いカンナが花を開き、これを見た人々は、生きる勇気と希望を持ちました。やがて、疎開していて助かった人や兵隊に行っていた人たちが帰ってきて、広島は、復興にむけて動きはじめたのでした。