今もヒバクシャはふえつづけている。
戦争で核爆弾が実際に使われたのは、太平洋戦争での広島、長崎に落とされた2発の原子爆弾だけです。しかし、その後の50年間に、世界の核兵器は地球上の生物を何度も絶滅させるほど増えてきました。そうしたなかで、世界中で放射線を受けた「ヒバクシャ」も増えてきたのです。たとえば、ソ連の核実験が約470回も行われたセミパラチンスク(現在のカザフスタン共和国)には100万人以上のヒバクシャがいるといわれます。このほかにも、核実験の行われた南太平洋の島々などにたくさんのヒバクシャが生まれました。爆発をともなう核実験は禁止されましたが、今後も、放射線漏れなどの事故によって、ヒバクシャは増えていく可能性があります。
|